2009年08月06日

原爆の音

今日は広島原爆の日、この日がくるといつも思い出されることがある。

小学生のころ、家が商売を営んでいたので、広島から問屋の人がよく泊まりにきていた。その中の一人に、首の部分がケロイド状になっている、20代ぐらいの男の人がいた。

「どうしたんかね?」と聞くと、

    「ピカドンにやられた」と言っていた。

「ピカドンはなんかね?」   

   「戦争中、アメリカが広島に落とした爆弾じゃ」

   「ピカーと光ってドーンど爆発するからピカドンじゃ」

「ふーん、すごい爆弾なんじゃねー」・・・これが原子爆弾という殺人兵器であることを、後に知ることとなった。

親父が言っていた・・・「広島に原爆が投下された時、ドーンと鈍い音が聞こえたけー」・・・

中国山脈を挟んで広島がある。原子爆弾が爆発した時の音が益田まで聞こえたのだから、その破壊力は想像を絶する。

その音と共に赤ちゃんや子供たち、学生・女の子・・・多くの人間が消滅した。

広島に原爆が投下されて3年後に「なまず」は生まれた。あれから61年、あっという間に人生は過ぎる。

俺は聞いていないが、親父が聞いたとされる「原爆の音」を亡き親父から引き継いで後世に伝えたい。

・・・・・・・・・・ケロイドのお兄さん、元気にしとるんじゃろうか?・・・・・・・・・・・・・・
posted by なまず at 21:28 | Comment(0) | 原爆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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