2009年09月13日

一つのメロディーが108人の命を救った!

61年間生きてきて、初めてこのような悲惨な出来事があったことを、昨日のテレビドラマ「戦場のメロディー」で知った。
戦後、戦犯として死刑囚となった元日本兵が108人も投獄されていた、フィリピンのモンテンルパにある刑務所で、昭和26年1月19日深夜、家族や日本政府にも知らされることなく、14名の元日本兵の一斉処刑が行われた。
投獄されていた元日本兵の多くは、証人として名乗り出たフィリピン人に「コイツが犯人だ」と指さされ、詳しく事実関係を調べることも無く有罪となったという。
祖国のために戦い、その末に祖国に見捨てられた男たちを救うために、たった一人で立ち上がった若き官僚と、単身フィリピンへ渡り、彼らの奪還に命を懸けた僧侶、そして死刑囚が作詞作曲した歌で、その奇跡を成し遂げた歌姫がいた。
その当時、フィリピンの大統領であったキリノは、日本兵に自分の目の前で妻と子供を殺されたという事実があり、日本兵に対して憎しみを抱いていた。そのキリノ大統領本人に会いに行ったのが一人の僧侶であった。大統領に会った僧侶は何も言わずオルゴールを彼に手渡した。そのオルゴールの曲を聴き、キリノ大統領の心が動かされ、108人の元日本兵が開放されることとなる。
 108人の命を救った曲が、渡辺はま子の「あゝモンテンルパの夜は更けて」 です。この曲は子供心に聴いた覚えがあり、今改めて聴くと、この曲を作った元日本兵たちの気持ちが伝わってきて涙が出てくる。音楽は人の心を変える強さを持っている。政府ができなかったことを、小さなオルゴールから流れてくるメロディーが成し遂げた!
posted by なまず at 09:51 | Comment(0) | 戦犯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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